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高森明勅
2018.9.14 19:39日々の出来事

出雲の宿

出雲大社の近くの旅館で二泊。
 
朝、起きるとすぐに温泉へ。
 
他に誰もいない。
 
のんびり身体を伸ばす。
 
実に気持ちが良い。
 
朝食の会場では各部屋ごとに
テーブルが用意されている。
 
テーブルに着くと、味噌汁と焼きたての
卵焼きが運ばれる。
 
品数豊富な朝食。
 
 
焼き魚が特に美味しい。
 
やはりホテルより旅館が好きだ。
 
大社国学館の学生2人が交代で出迎え。
 
教場で午前9時から昼食を挟んで
午後4時半ないし5時まで授業。
 
学生達は中卒・高卒・大卒と経歴がバラバラ。
 
その全員が理解でき、
しかも普通の日本人が知らない
専門的な知識を身に付けられるよう、
丁寧な講義を心がけた。
 
2年生はさすがに学力が違う。
 
夜は地元の神職の方たちと軽くお酒を飲む。
 
軽くと言っても、生ビールから始めて、
地元の銘酒「月山(がっさん)」「開春(かいしゅん)」「李白(りはく)」
と順番に飲む。
 
どれも旨い。
 
初日は出雲大社に正式参拝し、
千家隆比古館長にご挨拶。
 
最終日は午後2時過ぎまで。
 
軽い疲労感と小さな満足感と共に、
東京に向かう飛行機に乗った。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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